宵闇に現る光の道 室根・中津谷川【一関】
一関市室根町津谷川で、恒例の「中津谷川イルミネーション街道」が行われている。道路の両脇約600メートルの民家や商店に色とりどりの電飾が取り付けられ、闇に包まれた通りを明るく彩っている。2023年1月7日まで楽しめる。
地元の中津谷川イルミネーション同好会を中心に、各世帯が自主的に実施。09年に2世帯から始まった取り組みは徐々に拡大し、今季は個人宅や事業所など約50カ所の建物に、それぞれが趣向を凝らして電飾を取り付けた。
通りには雪だるま、トナカイといった冬を連想させるモチーフや、「希望」「火の用心」など文字をかたどった電飾が連なり、旧津谷川小学校には地元の若者グループ・室愉会によるイルミネーションもお目見えしている。
同好会の佐藤守一会長(79)は「みんなが自発的にやってくれるので続けられている。昼には何もないような所だが、夜になれば一変する。期待されているうちは、やめられない」と話している。
点灯時間は午後4時30分~9時。