住民和ます柔らかな光 イルミネーション点灯 衣川【奥州】
奥州市の衣川地区振興会(髙橋厚会長)と古戸農地・水環境保全組合、古戸営農組合(ともに鈴木信夫組合長)によるイルミネーションの点灯が5日、同市衣川古戸地内の交差点で始まった。約1万8000個の電飾で現地のドイツトウヒや周辺などを彩り、通り掛かる住民らを和ませている。点灯は2023年1月14日まで。
地域おこしのため16年から毎冬実施。今回から同営農組合が主催団体に加わった。設置場所は例年と同じ、県道37号や県道49号の交差点の北東側。電飾はいずれも発光ダイオード(LED)で、高さ約15メートルのドイツトウヒやツリー状の飾り、周囲のフェンスなどに張り巡らせた。
同日は現地で点灯式が行われ、主催団体のほか衣川学童クラブに通う衣川小学校児童が参加した。髙橋会長は「きれいな物をみると心が穏やかになる。衣川の宝の子供たちには成長してもイルミネーションに参加したのを覚えていてほしい」とあいさつ。髙橋結愛さん、藤田真弘君(ともに同小4年)らを交え、参加者とカウントダウンを経てスイッチで点灯。暮れていく空に柔らかな光が輝き、早速写真を撮る住民の姿も見られた。
点灯時間は午後4~9時。