園児パワー プロの糧に 富士大・金村投手 「野球がもっと盛んに」【花巻】
プロ野球日本ハムにドラフト2位で入団が決まった富士大の金村尚真投手(22)は5日、花巻市城内のわこのいえ保育園(髙橋久美子園長、園児53人)を訪問し、園児たちとキャッチボールなどを通じて触れ合いながら、野球の楽しさを伝えた。
金村投手は富士大のユニホーム姿で園児約50人と交流。園児の「どうすれば速いボールが投げられますか」との質問には、「早寝早起きをして、いっぱい食べること」と笑顔で答えた。
年長、年中児とゴムボールを使ってのバッティングやキャッチボールも行われ、中には金村投手に強烈なピッチャー返しを放つ園児もおり、会場は盛り上がりを見せていた。
園児たちは「頑張ってください。応援してます」と大きな声でエール。全員で記念写真を取り、金村投手に花束を贈呈した。
藤井杏ちゃん(6)は「(金村投手は)すごくかっこよかった。野球はちょっと難しかったけど、楽しかった。また来てほしい」と目を輝かせていた。
金村投手は「小さい子供たちのパワーはすごいと感じた。野球が花巻でもっと盛んになってほしい。自分のことをもっと知ってもらえるようにプロでも頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
同日はこのほか、同市のやさわこども園にも訪れ、園児たちと交流した。