パッチワーク魅力多彩 「喜留渡 萌の風」作品展 ココ・デ・アエール【花巻】
パッチワークキルトの「喜留渡 萌の風」の作品展は、花巻市湯本の花巻温泉ココ・デ・アエールで開かれている。大漁旗や古布を用いたバッグなど、手作りならではの温かみのある作品が展示、販売され、訪れた人たちを魅了している。29日まで。
奥州市出身の及川由喜子代表(67)は30年以上前からパッチワークを独学し、花巻市や大船渡市などで展示会を定期的に開催。現在は大船渡市で3教室を主宰し、地域住民にパッチワークの魅力を伝えている。
今回は古布やはかま、大漁旗を材料にした作品200点以上を並べた。大型タペストリーをはじめ、トートバッグやショルダーバッグなど種類は多彩で、花柄や、幾何学模様などがあしらわれている。
土台生地や飾りパーツ、型紙などをひとまとめにした手作りセットも販売。バッグ、ポーチなど幅広いラインアップを取りそろえる。
及川代表は「作品を見てもらえることはとてもうれしい。今回は和モダンをイメージしたパッチワークが多い。手作りセットもあるので、パッチワークに興味を持つ人が増えてくれたら」と笑顔を見せる。
時間は午前9時から午後5時(最終日3時)まで。定休日は毎週火曜。
問い合わせは、ココ・デ・アエール=0198(27)2178=へ。