北上・西和賀

金賞獲得へ意気込み マーチング全国出場 専北高吹奏楽部【北上】

全国大会へ意気込む専大北上高校吹奏楽部の(左から)藤村部長、熊谷顧問。右は髙橋市長

 第50回マーチングバンド全国大会(11日、さいたま市・さいたまスーパーアリーナ)に出場する専大北上高校吹奏楽部の関係者は6日、北上市役所を訪れ、髙橋敏彦市長と平野憲教育長に全国大会で県勢初の金賞獲得へ強い意気込みを示した。

 阿部伸校長、熊谷和彦顧問、藤村香穂部長(3年)が市役所を訪問。熊谷顧問は東北大会(11月6日、宮城県利府町・グランディ21)での金賞を報告し「日ごろから支えてくださっている皆さんのおかげで金賞を受賞できた。全国大会では音の響き、動きのキレを上げて『北上のマーチングここにあり』と、堂々としたマーチングをしてきたい」と抱負を語った。

 2年連続15度目の全国大会出場となる同部は、東北大会と同じく和傘なども使用し「和―Rock!~彩色の舞~」を演じ、東北大会よりも難易度を上げ臨む。藤村部長は「和の柔らかさと優しさ、ロックの格好良さを表現し、見ている人がどきどき、わくわくするショーにしたい。(55人の)部員全員で初の金賞に向け、自分たちらしい演奏、演技ができるよう頑張る」と力を込めた。

 髙橋市長は「伝統あるマーチングバンドでプレッシャーもあったと思う。しっかり調整し、ぜひ自由でおおらかなパフォーマンスをしてほしい」と期待し、平野教育長も「全国大会では体調を万全にして、金賞を目指し最高の演奏をしてほしい」と激励した。

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