つるし雛 色鮮やか 八日市同好会作品展・花巻空港
花巻市石鳥谷町を拠点に活動する八日市つるし雛(びな)同好会(髙橋多美代表)の作品展が、同市東宮野目のいわて花巻空港ターミナルビルで開かれている。色鮮やかなつるし雛と打掛が展示され、空港内を華やかに彩っている。
同会は同市石鳥谷町で八日市つるし雛まつりを開催しているほか、手作りのつるし雛を市内の温泉施設などに貸し出している。今回の展示では長さ約1メートル80センチのつるし雛10基と打掛2点を並べている。
つるし雛は桃の節句に合わせ、女の子の幸福や健康を願って鶴や亀、金魚、俵ネズミ、モモ、イチゴ、宝袋など1基に49個の人形をつるすのが習わしとされる。今回は鳥のみを使用したつるし雛もあり、髙橋代表は「空港ということで、飛翔をイメージした作品を用意した。見てくれた人たちが心を癒やしてくれたらうれしい」と話している。
展示は2023年1月2日まで。時間は午前7時15分から午後7時30分(最終日は4時)まで。