餅つくウサギかわいらしく 花巻で干支の繭細工作り
花西地区まちづくり協議会が主催する「干支(えと) うさぎのまゆ細工作り講座」は11日、花巻市若葉町3丁目の市文化会館で開かれた。参加した親子連れが来年の干支である「兎(う)」をモチーフにしたかわいらしい繭細工を作り、楽しいひとときを過ごした。
市生涯学習講師の藤原淳子さん(同市南川原町)が講師を務め、小学生と保護者人13人が参加した。参加者は高さ3センチほどの繭玉を使い、ウサギの餅つきをイメージした作品作りに挑戦した。
繭玉を切り貼りしてウサギの形に仕上げ、臼は竹、餅は綿を使って表現。ウサギの顔は色ペンで描き込み、2匹のウサギが仲良く餅をつく姿を表現した。
完成品を見て、児童たちは一様に笑顔を見せた。近藤瑠那さん(若葉小学校1年)は「ウサギの足を取り付けるのが難しかったけど、動物も工作も好きなので楽しかった。来年の講座も参加したい」と満足げだった。