元気与える走りを 花巻東 壮行式で選手が抱負 全国高校駅伝
女子第34回全国高校駅伝競走大会(25日、京都市)に出場する花巻東の壮行式は15日、花巻市松園町の同校で行われた。生徒約500人からエールを受けた選手たちが、「全国で20番台を達成する」と都大路での健闘を誓った。
遠藤広樹監督と選手8人がステージに立ち、小田島順造校長は「16年ぶりに優勝旗が還ってきたことをうれしく思う。多くの方が声援を送っていることを忘れず、頑張ってきてほしい」と激励。生徒会長の上田明日海さん(2年)は「プレッシャーもあると思うが、目標を達成できるよう応援している」と語り、応援団がエールで選手たちを鼓舞した。
高橋知広主将(3年)は「見ている人たちに元気を与えられるような、花巻東らしい走りをする」と抱負を述べ、遠藤監督が「初出場の気持ちで臨む。一つでも上の順位を目指し、頑張ってくる」と語った。
花巻東は10月に日居城野陸上競技場を発着点とするイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで開かれた県予選会で2006年以来の優勝を果たし、13度目となる全国大会出場を決めた。チームは19日に現地入りする予定。