北上・西和賀
ひと足早くＸマスケーキ かぎや菓子舗 １１施設へ【北上】
北上市堤ケ丘のかぎや菓子舗（阿部大司代表取締役社長）は１５日、市内の障害福祉施設にひと足早くクリスマスケーキをプレゼントした。
阿部社長の弟が体に不自由があり施設を利用していた当時、先代の父親が感謝の気持ちを込め寄贈を始めて以来、４０年以上にわたり継続している。今年は市内の障害児通所施設１１施設に、幅１５センチほどの生クリームのケーキ数個ずつ、合わせて３１個を贈る。
各施設を代表し、同市柳原町の児童発達支援センター・放課後等デイサービス「ぴーか・ぶー・パレット」の石川紀文管理者（７３）が同社を訪問。阿部龍太取締役専務（３３）が「子供さんにおいしく召し上がっていただき、少しでも笑顔になってもらえれば」と石川管理者にケーキを手渡した。
石川管理者は「４０年以上も続けてこられ、本当にありがたい。クリスマスといえばケーキで、みんな楽しみにしている。１１カ所の施設で子供たちの笑顔が広がると思う」と感謝した。
阿部専務は「毎年、楽しみにしていただきうれしい。来年以降も続けていきたい」と話した。
