北上・西和賀

今シーズン無事故願う 2町営スキー場開き式 西和賀

関係者がスキーシーズンの無事故を願った安全祈願

 西和賀町の湯田、志賀来の両町営スキー場の安全祈願とスキー場開き式は21日、同町湯之沢のレストハウスゆのさわで行われ、関係者が今シーズンの無事故や豊富な降雪を願った。

 町スキー協会(黒澤清会長)が主催する安全祈願の神事は会員やスキー場関係者らが出席し、代表者が玉串をささげた。

 町が主催するスキー場開き式では、内記和彦町長が「雪は日常生活においては大変な面もあるが、生かすのにスキー場の果たす役割は大きい。協力を頂き安全に運営していきたい」とあいさつ。黒澤会長は「コロナの影響で子供たちのスキー教室や行事の縮小、中止があったが、個人個人で感染対策し、スキーを楽しんでもらいたい」と語った。

 同日の積雪は湯田が100センチ、志賀来は110センチ。湯田は年内の滑走可能を目指して圧雪作業などを進めており、従事員がリフトの整備や周辺の除雪などに取り組んでいた。志賀来はクロスカントリーが滑走可能で、アルペンも数日中には滑れるようになる見込み。

 昨季は湯田が1260人、志賀来はアルペン、クロスカントリー合わせて1357人の来場があり、今季は両スキー場とも各1500人を目標としている。

 開設期間は2023年3月12日までで、時間は湯田が午前9時から午後4時まで、志賀来は午前9時30分から午後4時30分まで。毎週月曜(祝日の場合は翌日)と12月31日、1月1日は休業。ナイター営業は志賀来が来月5日から毎週火―金曜の午後6時から9時まで。湯田は実施しない。来月15日と2月19日は「スキー子どもの日」として中学生以下を無料とする。

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