花巻

記録更新へ「食士」来たれ 3部門で来年2月 わんこそば全日本大会【花巻】

3年ぶりのわんこそば全日本大会開催をPRする花巻青年会議所のメンバー

 わんこそば全日本大会運営委員会は、2023年2月11日に花巻市若葉町の市文化会館で開催する第65回大会の参加者を募集している。3~5分の制限時間でおわん1杯に入るそばを何杯食べられるかを競う大会。運営委では記録更新に挑む「食士」を待っている。締め切りは来年1月5日。

 花巻そば友の会、花巻青年会議所、市、花巻商工会議所、花巻観光協会、JAいわて花巻で構成する同運営委が主催。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2回連続で中止になっため、3年ぶりの開催になる。

 今回は3人一組で競う小学生の部(10組、1人3分の合計杯数)と団体の部(40組、1人5分の合計杯数)、個人の部(30人、1人5分の杯数)の3部門を実施。アトラクションとしてテレビ局アナウンサー対抗の部がある。

 全国各地の大食い、早食い自慢が、会場に詰め掛けた応援団の後押しを受けながら、おわんにそばを入れる給仕と呼吸を合わせて豪快に飲み込むさまが見どころ。大会で出されるそばはおわん10杯でかけそば1杯程度とされる。各部門では多く食べた個人、団体を表彰するほか、参加者の中で最高杯数を記録した人には「横綱」の称号が与えられる。歴代最高記録は第58回大会の258杯。

 参加料は小学生1500円、団体6000円、個人2000円。専用の申込書に必要事項を記入しファクスか郵送、公式ホームページ内専用フォームから申し込む。申し込み多数の場合は抽選で参加者を決める。

 当日は温泉宿泊券などが当たる大抽選会、そばの振る舞いコーナー、鹿踊(ししおどり)など郷土芸能の上演、足湯ブース、地元グルメのテークアウトや雑貨マルシェ、キッチンカーの出店などのイベントも同時開催される。

 今回は例年並みの規模で感染対策を講じて実施する方向で準備を進める。運営委事務局を務める花巻青年会議所の佐藤隼さん(31)は「食士をはじめ、来場者、出演者、スタッフ皆が楽しめるよう準備を進めている。ぜひお越しいただいて盛り上げてほしい」と話す。

 参加申し込みに関する問い合わせは花巻観光協会=0198(29)4522=へ。

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