ピリ辛 ゴボウたっぷり かさい農産 ドレッシングあす発売【一関】
一関市川崎町のかさい農産(葛西亮介取締役社長)は、自社で育てたゴボウを使った新商品「きんぴらごぼうどれっしんぐ」を24日から販売する。開発に1年以上を要したこだわりのドレッシングで、冬限定。発売初日は同市石畑のコープ一関コルザでマルシェを開き、野菜とのお得なセットなどを用意する。
同社ではこれまでニンジンを使ったドレッシングを商品化し、消費者から好評を得ている。軟らかくておいしいと評判の同社自慢のゴボウを使ったドレッシングの開発は、Vegefruハーモニー(同市花泉町)の協力で昨秋に着手。味やゴボウ特有の色、無添加でも長持ちするよう試作を重ね、今月完成した。
新商品はしょうゆベースの和風ドレッシングで、すり下ろしたゴボウがたっぷりと入っており、唐辛子がピリッと効いたきんぴらごぼうのような味わいとなっている。
ドレッシングとしてはもちろん、“万能たれ”として豆腐やバンバンジー、ギョーザなどにかけて食べるのもお薦めという。
葛西社長は「1年以上も開発に費やした思いの詰まった商品。みんなに愛されればいい」と期待。開発を担当した同社販売促進開発部の菅原美幸さんは「かさい農産らしい商品に仕上がった。良い野菜を使って面白いことができるという可能性も広がった」と自信をのぞかせる。
「きんぴらごぼうどれっしんぐ」は1本(150ミリリットル入り)540円(税込み)。24日午前9時30分からのマルシェでは、レタスやホウレンソウとセットにして1本500円(同)で販売するほか、30ミリリットルのお試しサイズなども準備する予定。
問い合わせは同社=0191(43)3124=へ。