心躍る 冬休み 2学期の終業式 一関地方小学校
一関地方の小学校29校のうち5校で22日、2学期の終業式が行われた。一関市花泉町内6小学校の統合に伴い来春で閉校する市立永井小学校(吉池真校長、児童76人)では児童が学習成果を振り返り、2023年1月11日までの冬休みに心躍らせた。残り24校の終業式は23日に行われる予定。
永井小の終業式は新型コロナウイルスの感染防止策として児童が各教室で放送を聞く形で行われた。吉池校長は学習発表会など2学期の行事を挙げて「永井小では統合前最後の取り組みが多く行われた。皆さんが全力で取り組んでくれたことをうれしく思う。健康に気を付け、自分自身を成長させる冬休みにしましょう」とあいさつした。
児童会執行部の千葉咲季さん(5年)と、各学年を代表して伊藤雪乃さん(1年)、髙橋結子さん(3年)、及川詩乃さん(5年)が2学期に頑張ったことをそれぞれ作文で発表した。
式後、1年生の教室では児童4人が担任教諭から「冬休みが楽しみな人」などと問い掛けられ、「はい」と元気よく返事した。伊藤雪乃さんは「そり滑りが楽しみ」と語り、佐々木色秋さんは「いっぱい勉強を頑張る」と張り切っていた。