奥州・金ケ崎

活躍間近で味わって 立浪親方、来夏巡業PR【奥州】

来年の「大相撲奥州場所」に向け、倉成市長(右)、小野寺副市長(左)を表敬訪問した立浪親方

 立浪親方(元小結旭豊)が22日、奥州市役所に倉成淳市長を表敬訪問し、2023年8月に予定される「夏巡業 大相撲奥州場所」をPRした。同市での巡業は18年以来5年ぶり。立浪親方は「間近で活躍する力士を見て相撲の良さを味わってもらいたい」と語っている。

 立浪親方は、日本相撲協会巡業部の同市担当として市相撲協会の千葉栄会長らと倉成市長、小野寺隆夫副市長を表敬訪問し、受け入れの準備や当日の協力を依頼。懇談の中で倉成市長は「最近の力士はアスリート。鍛えられていると感じる」と話し、立浪親方は「どのトレーニングがどのような効果を生むかが分かってきて、稽古も変わってきている」と答えていた。

 立浪親方は「一人でも多くの市民が来場して力士の活躍を見てほしい。巡業は稽古から間近で見られるのが楽しみの一つ。相撲の良さを味わってもらいたい」と語っていた。

 奥州場所は設立準備が進められている実行委員会が主催し、来年8月8日に市総合体育館(Zアリーナ)の開館25周年記念事業として同市水沢羽田町のZアリーナで行われる。午前9時に開場し、午後3時に打ち上げ。取り組みのほか、稽古や相撲甚句、しょっきり、触れ太鼓などを予定し、同市出身の三段目漣さんが5人掛けを行う予定。入場券の前売り開始は来年5月を予定している。

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