北上・西和賀

「目標はベスト16」 花園向け出発式 黒北高ラグビー部【北上】

出発式で激励を受ける黒沢尻北高ラグビー部

 第102回全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪府東大阪市・花園ラグビー場)に本県代表として出場する県立黒沢尻北高校ラグビー部の出発式は22日、北上市常盤台の同校で行われ、激励を受けた選手が、全力プレーと勝利を誓った。

 生徒会執行部や応援部、生徒有志、保護者らが集まる中、及川浩純校長は、サッカーワールドカップで優勝したアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手の「努力すれば報われる? そうじゃない。報われるまで努力するんだ」という言葉を引用し、健闘を祈った。

 黒陵ラグビー部花園出場を支援する会の伊藤彬会長は「ゲーム開始まで1週間。エネルギーも燃えたぎっていると思う。黒陵らしいファイトでいいゲームをやりましょう。たくさんの皆さんの期待に応えるよう頑張りましょう」と語った。

 応援歌やエールを受けた細田次大主将(3年)は「大会では1年間の集大成が発揮できるよう自分たちの黒陵ラグビーをぶつけて1回戦、2回戦を勝ち切り、目標であるベスト16を達成できるように頑張ってくる」と力強く語った。

 選手はそのままバスに乗り込み、仙台空港に出発。現地では、初戦に向けてコンビネーションなどを中心にトレーニングする。

 3大会連続8度目の出場となる黒沢尻北は、28日の1回戦で5大会ぶり3度目出場の山形南と対戦(午前11時25分キックオフ)。30日の2回戦も勝てばベスト16入りとなり、2023年1月1日に3回戦を迎える。

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