新雪感触楽しむ 最高のシーズン入り 国見平スキー場【奥州】
奥州市衣川の国見平スキー場は24日、オープンした。同日は時折風があるものの天候に恵まれ、出足もまずまずのシーズン入り。親子連れや友人グループ、個人客が次々とリフトに乗り込み、11のコースがあるゲレンデで初滑りを楽しんだ。今シーズンから指定管理する北日本リゾート(本社北上市)の菅原三多英社長(46)は「滑りやすい最高のシーズンイン。少しずつ改善してスキー客が使いやすくしていきたい」と語っている。
同スキー場は「想像を超える面白い地形 初心者も上級者も驚きの滑りごたえ」を今季のキャッチフレーズとし、林間コースやモーグルバーン、初心者練習など変化に富んだ11コースを設定している。
シーズン初日は、積雪80センチでゲレンデコンディションも良く午前9時すぎからリフトが稼働。スキーヤー、スノーボーダーが次々にリフトに乗り込み、新雪の感触を満喫していた。
一関市から親子6人で訪れた川崎琢也さん(35)は「去年も来て、オープンと聞いて訪れた。コースがいろいろあり、レンタルもそろっていて子供と一緒に楽しむには良い」と話し、スノーボードを楽しんでいた。
シーズンインを迎えて、菅原社長は「出足はまずまずと見ている。パウダースノーで滑りやすい最高の状態。駐車場など少しずつ改善していかないといけないところはある。年末年始に向けて、さらに使いやすいスキー場にしていきたい」と語っている。
同スキー場は昨シーズンまで市直営だったが、市は民間移譲を前提に指定管理制度を導入。公募に応じた同社が指定管理し、今季の営業は2023年3月26日までを予定している。