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アスリート「大」活躍 知事が今年の漢字発表 大谷、朗希、陵侑…

今年を表す漢字として「大」を挙げる達増知事

 達増拓也知事は26日の定例会見で、2022年を表す漢字を発表した。米大リーグエンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高出)が投打のダブル規定到達を史上初めて成し遂げるなど、本県ゆかりのアスリートが大活躍したことを振り返り、「大」とした。

 本県出身アスリートについては、大谷選手をはじめ、プロ野球史上最年少で完全試合を達成したロッテの佐々木朗希投手(大船渡高出)、北京冬季五輪スキージャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダル、21~22年のノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で個人総合優勝に輝いた八幡平市出身の小林陵侑選手らを挙げ、「大記録や大会での好成績などにより元気をもらえた」とそれぞれの活躍をたたえた。10月に本県で初開催されたスポーツクライミングのW杯「B(ボルダリング)&L(リード)コンバインドいわて盛岡2022」など、大規模大会による盛り上がりにも触れた。

 文化面では、北上市立黒沢尻小学校、県立不来方高校が合唱の全国舞台で金賞や最高賞に輝いたことなどを踏まえ「児童生徒が大活躍した」と評価した。

 政治面ではロシアによるウクライナ侵攻や、安倍晋三元首相への銃撃事件を挙げ、「何十年に一度という範囲を超えるような大事件が相次いだ」と振り返った。新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の大流行や県がまとめた最大クラスの地震が発生した場合の「地震・津波被害想定」を受け、大型地震に伴う津波対策が必要となったことにも言及した。

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