リーダーの在り方は 11校参加しサミット 北上和賀地区中学生徒会
北上和賀地区の中学校の生徒会役員が集まって研修する「中学生サミット」(北上市教委、西和賀町教委主催)が26日、同市さくら通りの市文化交流センターさくらホールで開かれ、活動発表や分科会、講話などを通じてリーダーや生徒会の在り方などを考えた。
両市町11校の代表者各3人や引率教員、両教委の担当者ら計約60人が参加。同地区中学校生徒会連絡協議会総会に続いて開会行事が行われ、同市の平野憲教育長は「皆さんは各校のリーダーとして活躍が期待される。学んだことを生徒会活動や自覚、自信につなげてほしい」とあいさつした。
各校生徒会は2022年度の活動や行事の様子、スローガンなどを紹介し、「あいさつ、合唱、ボランティアの3本柱に取り組んだ。あいさつは相手の目を見て笑顔ですることを心掛けた」「コロナ禍で例年通りの活動ができないのをマイナスに考えるのではなく、新たなことを創造できると考えた」「後期は日常生活の意識の向上ができるような取り組みを行っていく」などとそれぞれ発表した。
「中学生リーダーに期待すること」と題して講話した同町の柿崎肇教育長は、チーム全員が目標に合意し、達成するための手段を全員で決めることの重要性などを説明。「情報モラルについて」をテーマにした分科会では、スマートフォンやタブレット端末の安全な活用の取り組み、自分たちがすべきこと・できることについてグループに分かれて意見を交わした。