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黒沢尻北 初戦快勝 山形南に４５―０ 全国高校ラグビー
第１０２回全国高校ラグビー大会は２８日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で１回戦が行われ、本県代表で３大会連続８度目出場の黒沢尻北は山形南（山形、５大会ぶり３度目出場）に４５―０で快勝し、３０日の２回戦に駒を進めた。
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黒沢尻北は屈強なＦＷを中心に序盤から優位に立った。前半２分にラインアウトからモールを押し込み、プロップ谷地太陽（３年）が先制トライ。ＳＯ小野寺桜飛、フッカー兵澤大空（ともに３年）もトライを奪い、１７―０とリードして折り返した。
後半は、ナンバー８伊藤和希（３年）がターンオーバーからスピードを生かしてトライを決め突き放すと、さらに流れるようなパスワークから伊藤が大外に飛び込み自身２トライ目。その後も主導権を譲らず、トライを重ねた。ディフェンスは組織的に連動して相手を無失点に封じ込め、８大会ぶりとなる初戦突破を果たした。
小田島康人監督は「守りから攻撃に転じることを意識し、一人ひとりが考えながらプレーすることができた。ミスで流れが途切れた場面があったので修正し、ディフェンスももっと厳しく当たることを心掛けていきたい」と語った。
２回戦は石見智翠館（島根、３２大会連続３２度目出場）と対戦する。キックオフは午後１時１５分。
