花巻

発電の仕組み 楽しく理解 花北青雲高生と実験 八重畑学童ク【花巻】

手回し発電機で電気をつくる仕組みを学ぶ八重畑小の児童

 花巻市石鳥谷町の八重畑学童クラブで27日、理科工作教室が開かれた。八重畑小学校の児童が県立花北青雲高校の生徒と一緒に実験やゲームを楽しみ、理科の魅力を感じた。

 教室は岩手大生産技術研究センター花巻サテライトが主催。1~6年生26人が参加し、同高情報工学科の1年生と3年生11人が講師を務めた。

 教室では3グループに分かれて、手回し発電、金属探知機、水分検出センサーを使った実験が行われた。このうち1、2年生グループは手回し発電機で電気をつくる仕組みなどについて学習。発電量や豆電球がつく速さを競うゲームも行われ、会場は盛り上がっていた。

 ゲームで優勝した同小の佐々木凌空君(1年)は「電気をつける速さですごい記録を出せてうれしかった」とにっこり。同高の高橋生喜さん(3年)は「難しい用語は使わず、楽しい雰囲気になるよう心掛けた。みんな純粋で、とても教えやすかった。子供たちが理科に興味を持ってくれたらうれしい」と話していた。

 同日はこのほか、同サテライトの職員による空気砲の実験やドローン(小型無人飛行機)の飛行も行われた。

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