姿勢正して「ふじ山」 江刺・暁学園 年長児が書き初め【奥州】
奥州市江刺愛宕字朴ノ木の保育園・暁学園(有馬暁山園長、園児98人)で4日、恒例の書き初め会が開かれた。年長児が園での学びを生かし、年始に姿勢を正して「ふじ山」の文字をしたためた。
同園は4歳児から文字の指導を取り入れており、書き初めは1976年の開園当初から続けている。例年は親子での行事だが、新型コロナウイルスの感染拡大後は園児のみで実施している。今年は16人が取り組んだ。
子供たちは書家でもある有馬園長の指導を受け、手本を見ながら1画ごとのバランスや筆順などに注意を払って書き上げた。
小学校への入学を控えている年長児の伊藤咲良ちゃん(6)は「『山』の字が少し難しかったが、楽しい。小学校では勉強を頑張りたい」と語り、笑顔を見せていた。
作品は2枚書き、1枚は園児がそれぞれ持ち帰った。もう1枚は例年同様、2月に同市江刺のスーパー・スーパーマーケットサンエーで展示する予定だ。