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一関修紅初戦突破 足利大附(栃木)に2―0 春高バレー

男子1回戦・足利大附戦の第2セット、スパイクを決める一関修紅の中澤(右)=4日、東京体育館

 第75回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)は4日、東京都の東京体育館で開幕した。初日は男女の1回戦が行われ、本県男子代表の一関修紅(2年連続14度目)は足利大附(栃木、4年連続42度目)を2―0で下し、6年ぶりに初戦を突破した。【8面に関連】

 一関修紅は序盤からセッター石川愛礼主将(3年)を起点としたコンビバレーで試合の主導権を握った。アウトサイドヒッター(OH)中澤歩夢(3年)のフェイントで初得点を挙げると、ミドルブロッカー横山魁(3年)、石川主将らの計6本のブロック、オポジット髙橋開人(3年)やOH今野龍貴(2年)のバックアタックなども決まり、第1セットを25―18で先取した。

 流れに乗った第2セットもエース中澤や髙橋らの強烈なスパイク、横山の速攻や1人時間差など多彩な攻撃で25―16とし、第69回大会以来の勝利を挙げた。

 髙橋昇禎監督は「最初は動きが硬かったので、無茶なことはさせずに手堅くいった。だんだんと自分たちのバレーができてきたが、それでもまだまだミスが多かった」とストレート勝ちにも厳しい評価。5日の2回戦では大分工(大分、2年連続31度目)と対戦する。指揮官は「この場所で一つ試合をして勝ったので、次はリスキーなこともしつつ、そのまた次にいけるようにしたい」と語った。

 女子代表の盛岡誠桜(2年連続27度目)は共栄学園(東京、4年連続27度目)に0―2で敗れた。

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