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一関修紅16強 大分工にストレート勝ち 春高バレー

大分工戦の第1セット、スパイクを放つ一関修紅の今野(奥)=5日、東京体育館

 第75回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)は2日目の5日、東京都の東京体育館で男女の2回戦が行われた。本県男子代表の一関修紅(2年連続14度目)は大分工(大分、2年連続31度目)を2―0のストレートで下し、第69回大会以来となる16強入りを果たした。

【6、11面に関連】

 第1セットは両チームとも硬さが見られたものの、一関修紅はアウトサイドヒッター(OH)中澤歩夢(3年)、オポジット髙橋開人(3年)の相手ブロックを揺さぶる強烈なスパイク、OH今野龍貴(2年)の速攻など的を絞らせない攻撃やOH及川蓮(1年)のサービスエースなども決まり、一度もリードを許すことなく25―17で先取した。

 第2セット序盤はサイドアウトを繰り返す拮抗(きっこう)した展開となったが、中盤以降はセッター石川愛礼主将(3年)の多彩なトスワークから持ち前のコンビバレーを発揮。今野らのスパイクによる連続得点などで徐々に点差を広げ、マッチポイントでは最高到達点334センチを誇るエース中澤が豪快なバックアタックを相手コートにたたき込み、25―18で試合を決めた。

 髙橋昇禎監督は「サイドの攻撃ばかりになってしまったので、本当はもう少し真ん中への攻撃、チャレンジをしたかった」と総括。6日は男女の3回戦と準々決勝が行われ、一関修紅は3回戦で開智(和歌山、28年連続28度目)と対戦する。2022年夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)で敗れた相手との再戦となり、指揮官は「もちろんそういう強豪校と戦うためにここに来ている」とチームを奮い立たせた。

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