北上・西和賀
防災の決意胸に行進 北上市消防出初式
２０２３年の北上市消防出初式は７日、同市さくら通りの市文化交流センターさくらホールなどで開かれた。式典や観閲、分列行進が行われ、消防団員らは今年一年の防火、防災へ決意を新たにした。
今年は新型コロナウイルス対策での人数制限はせず、式典には団員、市関係者ら約６７０人が出席。統監の髙橋敏彦市長、高橋信博団長が、長年勤続し功績のある団員らを表彰した。
髙橋市長は「昨年（日本消防協会の特別表彰）まといの受賞は消防団の力を大いに示し、全国消防操法大会では１３分団１部が準優勝、指揮者もＭＶＰ（優秀選手賞）と成果を挙げていただいた。コロナ禍が続くが、市民の安全・安心は皆さん方の肩にかかっており、今年もぜひよろしくお願いしたい」と訓示。高橋団長は「今年も安全優先で活動していきたい」と語り、参加団員が「意識改革で減災よし」と指差し呼称した。
同ホール駐車場で髙橋市長らが観閲。団員、婦人消防協力隊、消防職員合わせて約５７０人がラッパ隊を先頭に、さくら通りから新穀町商店街、市役所までを堂々と分列行進して火消しの心意気を示した。消防関係の車両７１台もパレードした。
