奥州・金ケ崎

火消しの心意気示す 3市町で出初式【金ケ崎】

式典で団旗に敬礼する金ケ崎町消防団員

 花巻市と西和賀、金ケ崎両町で8日、消防出初式が行われた。分列行進や観閲、式典などを通して、消防団員らが新年の防火、防災に向けた思いを新たにした。

 金ケ崎町では町役場と町文化体育館で行われた。町消防団員らが分列行進し、1年間の防火、防災への思いを示した。

 式には団員183人、婦人消防協力隊員10人らが参加。2022年に続き、新型コロナウイルス対策で規模を縮小した。団員らが消防車両を伴って町役場の周辺を一周し、規律ある動作で分列行進した

 同体育館での式典で千葉正男団長は「新年度は4分団の3部と4部が統合し、各種行事を見直す時期。町民の生命・財産を守るため知識・技術の習得に励んでいこう」と訓示。統監の髙橋寛寿町長は「昨年の町内の火災は11件で人的被害はなかった。団をはじめ多くの方々の協力が何よりの防災・減災の力。町も住民と協働し地域の安全性を高めていく」と式辞を述べた。

 檀上では勤続などの功績があった団員ら88人14団体への表彰が行われた。

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