北上・西和賀
火消しの心意気示す ３市町で出初式【西和賀】
花巻市と西和賀、金ケ崎両町で８日、消防出初式が行われた。分列行進や観閲、式典などを通して、消防団員らが新年の防火、防災に向けた思いを新たにした。
西和賀町では同町上野々の町文化創造館銀河ホールなどで行われ、町消防団員が地域防災の心意気を示した。
式典では、統監の内記和彦町長が「安全、安心の町づくりは住民生活の根幹。式を契機に、決意新たに町民の負託と期待に応えていただきたい」と式辞。町長表彰では１０年間無火災の第３分団第２部（新町）、５年間無火災の第１分団第１部（川尻）、同第３部（柳沢・小繋沢）、第５分団第１部（猿橋）をたたえた。
和泉哲男消防団長は「郷土愛の理念と、地域住民の生命・身体・財産を災害から守るという崇高な使命を持ち、町民から頼りにされる消防団となるべく精進する」と訓示した。ホール駐車場には団員１６１人、婦人消防協力隊２０人、車両２２台が集結。観閲に続いてＪＲほっとゆだ駅まで分列行進が行われ、地域住民が勇姿を見守った。
