奥州・金ケ崎

20歳の門出 飛躍を決意 奥州市

祝福に拍手で応える奥州市の当祝者たち

 奥州市で8日、2022年度の「20歳(はたち)のつどい」が開かれた。昨年4月の改正民法施行による成人年齢引き下げに伴い前年度までの「成人式」から名称を変更し、新型コロナウイルス対策に万全を期して実施。当祝者はスーツや振り袖などの装いで臨み、大人としての自覚を新たにした。【8面に写真特集】

 奥州市では2002年4月2日~03年4月1日生まれを対象に、同市水沢佐倉河の市文化会館で式典と記念行事が行われた。

 式典には898人(男476人、女422人)が出席。式辞で倉成淳市長は「世の中は厳しい状況にあるが、こうした局面では若さが突き抜ける力となる。若さと勇気を持ち、諦めない心を大事にして突破してほしい」と語った。

 「二十歳(はたち)の決意」では代表の田中瞳子さんと千葉理菜さんが登壇。田中さんは「清く、正しく、美しく生きていく」、千葉理菜さんは「言動に責任を持ち、しっかりと日々努めていく」と誓った。

 記念行事では恒例の「家族からの手紙」が行われ、3人の母親が子と共に歩んだ20年の思いを語った。出席者による「20歳からの手紙」では、育ててくれた父母や家族への感謝の気持ちがつづられていた。

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