一関・平泉

冬休みの思い出胸に 3学期始業式 一関市内3小学校

3学期が始まり、担任教諭の呼び掛けに元気に応える新沼小の児童

 一関地方の小学校のトップを切り11日、一関市内3校で3学期の始業式が行われた。児童たちは冬休みの思い出を振り返りながら、1年の締めくくりとなる新学期をスタートさせた。

 同市藤沢町の新沼小(大鷹真校長、児童36人)の始業式では、大鷹校長が十干十二支「癸卯(みずのとう)」の意味を「これまでの生活が一区切りし、春が訪れる。草木が成長するように勢いよく飛躍していく」と紹介。2022年度末で閉校する同校児童の境遇と重ね合わせ、「3月に新沼小学校は閉校するが、皆さんの学びは終わらない。新しい友達と出会い、多くのことを学び、成長や進化を遂げる。そのための準備となる3学期にしてほしい」と期待した。

 小学校生活最後の冬休みを満喫した佐藤楓奈さん(6年)は「勉強は計画的にできたし、いとこと一緒に初詣に行くこともできた」と笑顔で振り返った。

 式後は各学級で児童が冬休みの思い出を発表。1、2年生の教室では「映画を見たよ」「温泉に入ってお肉を食べた」「サッカーや走って遊んだ」などと元気よく語り合っていた。

 同地方では、18日までに全ての小学校で始業式が行われる予定。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2024年5月20日付
一関・平泉
2024年5月20日付
一関・平泉
2024年5月20日付
一関・平泉
2024年5月20日付