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給電新型モデル寄贈 県、災害時の活用も トヨタ自動車東日本【岩手】

県に新型モデルのシエンタを寄贈した宮内社長(左)と達増知事

 トヨタ自動車東日本(本社・宮城県大衡村、宮内一公社長)は16日、県に同社が生産している小型ミニバン「シエンタ HYBRID」1台を贈呈した。給電システムなどを備えた新型モデルで、災害時の活用などが期待される。

 同社の地域貢献活動の一環で、東北各県と静岡県に1台を寄贈している。本県への車両贈呈は、2015年に続き2回目。

 新型シエンタは7人乗りで白色のハイブリッド車。車内2カ所にコンセントがあり、ガソリン満タンの状態で約5・5日分の電力量を供給できる。

 県庁で行われた贈呈式で、宮内社長は「地域の皆さまの支えがあって今がある。給電装置も備えているので、県庁や地域の皆さまのために役立ててほしい」と述べた。達増拓也知事は宮内社長に感謝状を贈り、「(シエンタは)大変実用的。ありがたく活用させていただく」と語った。

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