一関・平泉

風さえて息白く きょう大寒【一関】

ウオーキングや散策で市民が行き交う傍らで凍り付いた路面=19日午前7時40分、一関市狐禅寺

 20日は二十四節気の「大寒(だいかん)」。小寒(6日)から立春(2月4日)までの約1カ月間を指す「寒の内」の中間に当たり、1年のうちで寒さが最も厳しくなる頃とされる。

 19日の一関地方は、高気圧に覆われて日中青空が広がる晴れ模様。盛岡地方気象台によると、最高気温は一関4・9度、千厩5・4度と2月中旬から下旬並みの暖かさとなった。

 朝方には晴れて地表の熱が奪われる放射冷却により寒さが増し、最低気温は一関氷点下4・8度、千厩では同8・0度と今年に入ってから一番の厳しい冷え込み。一関市狐禅寺地内では、磐井川の堤防上を通る路面の一部や路肩の水たまりが寒さで凍り付いた中、市民が足元に気を付けながら白い息を弾ませ、ウオーキングや散策などで行き交う様子が見られた。

 同気象台によると、20日の県内は寒冷前線が東北地方を通過し、冬型の気圧配置が強まることから曇りや晴れで、午後は雪や雨の降る所が多い見込み。

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