奥州・金ケ崎

作風や構図堪能 巡回展始まる 岩手芸術祭【奥州】

版画や洋画など入賞作品77点が公開されている岩手芸術祭巡回美術展

 第75回岩手芸術祭巡回美術展が20日、奥州市水沢の市文化会館(Zホール)で始まった。部門賞以上の作品のうち77点が展示されており、来場者がじっくりと見入っている。25日まで。入場無料。

 巡回美術展は2022年11~12月に沿岸地区3市町で開かれ、今年は奥州市と花巻市(27~29日・花巻市文化会館)の2会場で開催。奥州市会場では、奨励賞以上の作品と部門賞の一部を展示している。内訳は日本画7点、洋画8点、版画8点、彫刻(パネル展示)6点、工芸8点、書道8点、写真8点、デザイン8点、現代美術(パネル展示)8点、水墨画8点となっている。

 同市関係では、版画奨励賞の瀬川はるひさんの「yama ga aru tokoro」などがあり、瀬川さんの作品はシンプルな山とブルーの景色が和紙の色合いとマッチしていると評価されている。

 訪れた人たちは、間近で作風や技法を楽しんだり、離れて構図や色合いを味わったりしていた。

 奥州市会場の開催時間は午前9時~午後5時。24日は休館日。

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