豊かな感性伸び伸び 子ども文化祭展示部門開幕【一関】
第15回“夢・未来”子ども文化祭(NPO法人一関文化会議所主催、岩手日日新聞社など共催)の展示部門は21日、一関市大手町の一関文化センターで始まった。市内に住む中学生以下の児童生徒による書道132点、絵画150点、少年少女発明創作作品9点の計291点が公開され、関心を集めている。22日まで。
同文化祭は、次代を担う子供たちが生涯にわたって文化芸術活動に親しめるように育成・支援しようと毎年開催されている。11日に行われた審査によって受賞作品が決まり、会場には最高賞の市長賞をはじめとする作品が並べられている。
書道の部は学年ごとに課題が設けられ、小学生は1年が「つき」、2年が「ほし」、3年が「小川」、4年が「月光」、5年が「文化人」、6年が「美しい心」、中学生は1年が「古里」、2年が「快活な人」、3年が「世界の平和」とそれぞれしたためた。絵画の部は題材を自由とし、「銀河鉄道の夜」などの物語の一場面、校舎や教室の風景、ザリガニ釣りやサツマイモ掘りの様子、自画像、ポスター、素描など多彩な作品が出展されている。少年少女発明創作作品の部では「ぴかっとテルテルぼうず」「速乾カラッとベンチ」など、生活を便利にするためのアイデアが光る作品が見られる。
開場直後から家族連れらが大勢訪れ、「すごい」「上手だ」などと声を上げ、作品を写真に収めていた。
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