長谷川さん（北上中２年）絵本最優秀　一般は小松原さん（花巻）　岩手の読書週間

　県読書推進運動協議会は、第６３回岩手の読書週間（２月１～１４日）の読書推進標語と「手づくり絵本」の入賞者を決定した。手づくり絵本子どもの部で長谷川友信さん（北上市立北上中学校２年）と同一般の部で小松原健さん（花巻市）の作品が最優秀賞に選ばれた。読書推進標語の最優秀賞には小松聖桜さん（紫波町立紫波第一中学校２年）の「本閉じる　続きが気になり　あと５分」が輝いた。来月４日に盛岡市のいわて県民情報交流センター（アイーナ）で開催される「県読書をすすめるつどい」の席上、表彰される。

　読書推進標語は児童・生徒６２７点、一般１１点の計６３８点、手づくり絵本には子どもの部（小中学生）１２４冊、一般の部（高校生以上）１７冊、わかばの部（未就学児と大人）２冊の計１４３冊の応募があった。

　小松さんの作品は同週間のポスターなどに活用され、県内市町村図書館などに配布される。また、手づくり絵本の応募作品は、今月２８日～２月５日に盛岡市の県立図書館に展示するほか、県内の図書館や公民館で巡回展示する。

　このほかの最優秀賞として手づくり絵本わかばの部で谷山翔人ちゃん、谷山実沙さん（葛巻町）が輝いた。

　最優秀賞を除く入賞者は次の通り。（県南関係、敬称略）

　◇読書推進標語▽優秀賞＝「ほんよめば　おうちにいても　だいぼうけん」千葉さくら（奥州市立前沢小学校１年）▽奨励賞＝「ねるまえの　すきないっさつ　こもりうた」及川愛音（奥州市立前沢小学校１年）「バスの中　本読む私と心　ゆれ動く」武田かんな（西和賀町立湯田中学校１年）

　◇手づくり絵本・子どもの部▽優秀賞＝松川初（北上市立南小学校３年）長谷川野ノ花（北上市立黒沢尻西小学校４年）松田姫依、山口紗和、伊東優羽、佐々木茉柚（以上奥州市立水沢中学校３年）▽同一般の部▽優秀賞＝千田成子（一関市）