一関・平泉

事業ブランド名称変更 来月から、ロゴも一新 アーク【一関】

2月1日から一新される「Ark館ケ森」のロゴ

 2022年に創業50周年を迎えた一関市藤沢町黄海のアーク(橋本晋栄代表取締役)は、事業ブランド「館ケ森アーク牧場」を2月1日から「Ark館ケ森」に変更し、ロゴも一新する。土づくりから始まった「館ケ森」の地にこれからも根差し、未来に向けて持続可能な循環型農業をさらに発展させていく。

 同社は1972年、埼玉県深谷市で橋本ファームとして創業し、75年の岩手牧場開設を機に同町へ拠点を移した。89年に有限会社アークを設立し、土壌づくりを期間を経た後、92年には「生産者と消費者が出会う場」として館ケ森アーク牧場をオープンさせた。

 創業から半世紀、同牧場開業30周年。この間、有機農産物の生産をはじめ、無添加での加工製造、流通・販売、飼料や肥料製造をも一貫して行うまでになった。同社では「これらを多角的に発展させる取り組みは『牧場』という概念ではまかなえない事業の広がりになった」と、ブランド名を変更することにした。

 新名称「Ark館ケ森」は日本の農業を未来に残すという使命を表した社名「アーク」に、地域と共に発展していくという意思を込めた。新ロゴは同社の理念である「食はいのち」を形象化。ミントがたなびく様子で、大地の豊かさや未来へ命をつないでいくという思いを表現している。

 生産品のパッケージやラベルは、順次新ブランド名とロゴに変更していく。同社では23年4月に一部施設のリニューアルオープンも予定している。

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