ランタン白銀彩る 花西まちづくり協・ぎんどろ雪あかり【花巻】
花西地区まちづくり協議会(菅原眞也会長)による「花西ぎんどろ雪あかり」は5日夜、花巻市若葉町3丁目のぎんどろ公園で初めて開かれた。ペットボトルランタン約1200個が設置され、雪積もる園内を温かな光で照らした。
同協議会総務企画部会・花西未来塾が実行委員となって初めて企画し、2022年12月から準備を進めてきた。今年1月下旬に地域住民にランタン製作を依頼。同日、会員が公園内に並べた。
ランタンはシールやイラストでデコレーションされ、中には発光ダイオード(LED)ライトが仕込まれている。会場には200人以上の親子連れらが来場。ランタンの明かりが雪に反射して幻想的な光景をつくりだすと、写真を撮るなどしてイベントを満喫していた。
ランタンを製作した柏葉そらさん(若葉小学校4年)は「他のランタンのアイデアもすごくて見ていて楽しい。明かりがきらきらと輝いて、とてもきれいだった」、妹の葵ちゃん(4)は「ランタンを作るのが楽しかった。すごくきれい」と共に目を輝かせていた。
及川奈苗実行委員長(48)は「こんなに来てくださって驚いている。新型コロナウイルスの影響で行動が規制される中で、地区内で何かできないかとみんなで考えた結果、生まれたイベント。今回の反省を踏まえながら、雪あかりの継続、今後の企画を検討していきたい」と意気込んでいた。