15人14団体たたえる 児童生徒に県はばたき賞【岩手】
県教委の2022年度第2回県はばたき賞表彰式は8日、盛岡市内で行われ、文化芸術やスポーツなどの分野で顕著な功績があった児童生徒15人、14団体をたたえた。
受賞者をはじめ、保護者や学校関係者ら約150人が出席。佐藤博県教育長は受賞者一人ひとりに賞状と記念品を手渡し、「皆さんの活躍が県民に多くの勇気と感動を与えたことを誇りに思う。これからの社会に大きく羽ばたき、一層活躍されることを期待する」と述べた。
22年10月に東京都内で行われた第89回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部で、県勢初となる最高賞の金賞・内閣総理大臣賞に輝いた北上市立黒沢尻北小合唱部の山中利央部長(6年)は「いろんな経験を通して学んだことを中学校に行っても生かしていきたい」と決意を新たにしていた。
はばたき賞は1985年度に創設。▽善行▽奨励▽努力―を表彰基準とし、県内の国公立や私立学校に在籍する児童生徒と、児童生徒で構成する団体を対象に年2回表彰している。
県南関係の受賞者は次の通り。(敬称略)
【個人】◇奨励▽小原結葵(北上市立上野中3年)2022年度防火ポスターコンクール優秀賞▽菅野航太(黒沢尻工高3年)22年度全国高校総合体育大会陸上競技男子棒高跳び2位ほか▽阿部なつみ(水沢高3年)第25回全国高校俳句選手権大会個人文部科学大臣賞
【団体】◇奨励▽北上市立黒沢尻北小合唱部=第89回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部金賞ほか▽北上市立上野中吹奏楽部=第70回全日本吹奏楽コンクール中学校の部金賞▽水沢商高商業研究同好会=第30回全国高校生徒商業研究発表大会優秀賞