奥州・金ケ崎

人馬息白く 調教始め 水沢、盛岡競馬場で神事

調教始め式を終えた水沢競馬場で調整する競走馬

 県競馬組合の調教始め式は10日、水沢、盛岡両競馬場で行われ、関係者が人馬の安全を祈願し、馬場を清めた。

 このうち、奥州市水沢姉体町の水沢競馬場では馬櫪神(ばれきじん)の前で神事が執り行われ、同競馬場の職員や馬主、騎手、厩務(きゅうむ)員ら約50人が参列し、小田島賢一場長らが玉串をささげた。本馬場では神職と代表者がコーナーなどを回り、切麻(きりぬさ)をまいて清めた。

 調教では競走馬数頭が馬場に繰り出し、軽めの調整をした。寒さの中で白い息を吐く馬も見られた。

 同競馬場では2023年シーズンに向けて新たな走路照明を設置。薄暮開催が可能となり、試験点灯などを経て本格運用する。岩手競馬の22年シーズンは、同競馬場で3月11~14日と19~21日、26~28日に開催される「春競馬」を残している。小田島場長は「1カ月ほどしっかりと調教をし、特別開催に向けて準備したい」と話していた。

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