奥州・金ケ崎

無事開催へ祈り込めて 奥州・日高火防祭 笛吹き初め

4年ぶりに開催される日高火防祭に向けて行われた笛魂祭。「トットコメェ」が拝殿に響いた

 奥州市水沢地域の春の風物詩「日高火防祭(ひぶせまつり)」に向け、笛の吹き初め神事「笛魂祭(てきこんさい)」が12日、日高神社で行われた。関係者が4年ぶりとなる火防祭の無事開催を祈り、はやし屋台で奏でる笛師たちが春を呼ぶ音曲「トットコメェ」を拝殿に響かせた。

 笛魂祭は、火防祭前に向けた神事の一つで、旧暦1月22日に行われている。

 日高神社火防祭保存会(及川右会長)、日高囃子(ばやし)笛の会(小野良宝会長)、日高ばやし太鼓と三味線の会(佐野淳一会長)の関係者が参列。境内の笛魂碑前と拝殿で神事が行われ、千田和典宮司が滞りなく火防祭が開かれることを祈る祝詞を奏上し、各代表が玉串をささげた。

 拝殿では小野会長の笛を酒で清めた後、笛の会会員が大太鼓の拍子に合わせて「トットコメェ」を演奏した。

 小野会長は「4年ぶりに本祭が開催されることをうれしく思う。火防祭を待っている人も多い。さらに精進して本祭を迎えたい」と話した。

 火防祭本祭は4月29日に開かれる。正午から駅前祭典、午後1時からはやし屋台などの町内運行があり、3時15分~8時10分に目抜き通りで屋台運行を予定。同22日には事前行事として裃(かみしも)貸与式、三曲合同演奏会が同神社で行われる。

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