花巻

生の芸術 魅力触れて 絵画や焼き物並ぶ ルンビニーアート展 市内5会場【花巻】

障害を持つアーティストたちの芸術作品の魅力を発信している市広域まち巡りルンビニーアート展

 花巻市広域まち巡りルンビニーアート展は、市内5会場で開かれている。市が主催し、るんびにい美術館(同市星が丘)で創作活動を続けるアーティストの絵画や焼き物などを展示。会場ではスタンプラリーも行われており、来場者がアール・ブリュット(生の芸術)の魅力に触れている。26日まで。

 「知的障害のある市民が活躍するまち花巻市」のPR、福祉の理解促進などを目的に開催。会場はイトーヨーカドー花巻店(下小舟渡)、道の駅はなまき西南(轟木)、道の駅石鳥谷の土産物産館「酒匠館」(石鳥谷町中寺林)、東和温泉(東和町安俵)、大迫図書館(大迫町大迫)。

 このうち、メイン会場となっているイトーヨーカドー花巻店では、2階の市情報発信センター「ぷらっと花巻」に陶作品と原画、さをり織り、フラッグなど約100点が並ぶ。原画が出展されているのは同店のみで、2020年5月に死去した北上市二子町出身の八重樫季良さんのカラフルな絵画、障がい者支援施設「ルンビニー苑」に設置されている穴窯「一灯窯」で焼いた個性豊かな陶作品が目を引く。

 釜石市出身で、文字を独特の形にアレンジして表現する「さとる文字」を生み出す小林覚さんは絵画のほか、同店で1月21日に開かれたギャラリートークで描いた色紙も公開されている。

 盛岡市の女性(70)は「どの作品もすごくきれい。このような芸術があるなんて知らなかったので、勉強になった」と話していた。

 はなまき西南、酒匠館、東和温泉、大迫図書館には複製画など7~8点が展示されている。同展に合わせ、5会場とるんびにい美術館を巡るスタンプラリーも実施。3個以上のスタンプを集めると、限定2000組にオリジナルポストカードセットがプレゼントされる。

 花巻市地域振興部定住推進課の長洞聡係長は「障害を持つ人のアートをもっと身近に感じてもらいたい。展示に興味を持ち、るんびにい美術館にも足を運んでもらえたら」と話している。

地域の記事をもっと読む

花巻
2024年3月1日付
花巻
2024年3月1日付
花巻
2024年3月1日付
花巻
2024年2月29日付