一関・平泉

役者ら稽古大詰め 26日に藤沢市民劇場【一関】

本番に向け、総合リハーサルに励む一関藤沢市民劇場の出演者

 一関藤沢市民劇場実行委員会(千田博実行委員長)は、26日に一関市藤沢町の藤沢文化センター「縄文ホール」で本番を迎える第24回公演「朗読劇 藤沢本郷繁盛記」に向け、稽古に励んでいる。2年ぶりとなる今回も朗読劇のスタイル。上演を間近に控え、役者とスタッフによる練習が大詰めを迎えている。

 同劇場は2000年の第1回公演以来、町内の史実や伝承を題材にした創作舞台を演じてきた。新型コロナウイルスの感染拡大後は在り方を模索し、第22回は朗読劇の形態を取った。前回は演劇スタイルに戻して開催するはずだったが、感染防止のため中止した。

 今回は再び朗読劇で成功を目指す。ペンネーム・AKH(同市藤沢町)による原作を基に、同劇場脚本制作班が脚色。役者らは本番に向けた稽古に励んでおり、19日には会場となる同ホールを使って総合リハーサルを実施した。役者による発声や場面ごとの立ち位置、音響や照明陣はタイミングを確認するなどした。

 千田実行委員長は「コロナを踏まえてやり方を模索した上での朗読劇。地域の方々にも盛り上げに協力してもらっている。たくさんの方々に見に来ていただきたい」と話している。

 当日は午後1時30分開場、2時開演。全席自由で、チケットは前売り大人1000円(当日1500円)、中高生500円(同700円)。小学生以下無料だが、入場整理券が必要になる。問い合わせは、同ホール内の実行委=0191(63)5516=へ。

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