これぞ自慢の逸品 15店舗、きょうからフェア 暖房機やレンズ、お披露目会でPR【北上】
きたかみ逸品研究会(岡島親吾会長)主催の第9回逸品フェアのお披露目会は19日、北上市九年橋のギャラリーボイスで開かれた。各参加店舗が「これぞ」の自慢の商品やサービスをPR。フェアは20日から3月10日までの19日間、市内各店舗で繰り広げられる。
同研究会では、客が何度でも足を運びたくなる店づくりを目指し、特徴ある商品やサービスを研究、発掘しようと「一店逸品運動」を展開。各参加店舗同士が「お客さん目線」で互いの商品、サービスを見たり、毎月集まったりしながら逸品を選定しているほか、研修などを通じ魅力ある店づくりや商品づくりを進めている。
今回は前回と同じ15店舗が参加。高善商店は脱衣所などに適した壁掛形の遠赤外線暖房機、黒沢尻宿本陣さくら寿司は遠野市宮守町の達曽部産わさびを活用した葉わさび巻き、メガネのアイプラザは夜間運転用の黄色いレンズをそれぞれ逸品としたほか、各ブースでは水彩セットや美容用品、手作りグラタン、花瓶、地酒、薬などが並んだ。
同日は逸品の紹介が目的で販売はしなかったものの、各店なじみの顧客や市民が相次いで来場。店関係者の説明を聞きながら実際にサービスの体験や試食をしたり、試供品やパンフレットを受け取ったりし、じっくりと品定めした。娘3人と来場した平野真理子さん(40)は「子供たちといろいろ試して楽しめた。さまざまな店や商品を知る機会になったので今後、何店舗か行ってみたい」と満足そうに話していた。
佐藤一副会長(51)は「(研究会は)さまざまな業種が集まり、いい情報交換の場になっている。各店でいいものを紹介し、来場者も興味あるブースで情報を得られ喜んでもらえたのでは」と成果を語る。佐藤仁実副会長(51)は「毎年何を出すか議論し各店のカラー、店主の思いが分かるものを出している。気になる商品やサービスを通じ、各店の良さを知ってほしい」と語り、フェア期間中の来店を呼び掛けていた。
参加店舗は次の通り。
黒沢尻宿本陣さくら寿司、北上駅前パソコン教室、四季乃味枕流亭、メガネのアイプラザ、美容室ヘアーアミューズ、くすりの千安堂、ワガスポ・和賀スポーツ・佐助酒店、エステ・デトックスサロンプレジール、整体院バランスワン、石窯パン工房ミッシェル北上店、ボイス、J ConditioningLabo、高善商店、花工房パルテール、Beauty salon Rune