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国公立大2次試験準備進む 県内2校も コロナ対策徹底【岩手】

正門前に看板を設置する岩手大の職員

 25日から国公立大2次試験の前期日程が始まるのを前に、県内2校でも準備が進められている。このうち盛岡市上田の岩手大は20日、案内板などを設置した。新型コロナウイルスなどの感染予防のため、受験生にマスク着用や体調管理の徹底などを呼び掛けている。

 同大の準備は同日午前9時30分ごろから始まり、職員が一般選抜試験場と書かれた看板を正門前に立てたほか、試験場の案内図と前期日程の時間割などを記した看板を構内の図書館前に掲げた。

 新型コロナ対策では、試験会場に消毒液を配置。同大の松森洋子入試課長は「手洗いや手指消毒、体調管理などに気を付け、当日は万全の体調で受験してほしい。換気を行うので着たり、脱いだりできる服装で来てほしい」と話していた。

 県立大は24日に案内板などを設置する予定。岩手大と同様に、新型コロナ対策を徹底する。

 前期日程の出願状況は、岩手大が募集人員615人に対して1054人が志願し、志願倍率は1・7倍。県立大は募集人員218人に対して638人が志願し、志願倍率2・9倍となっている。

 試験は両大とも25、26の両日に実施。合格発表は岩手大が3月6日、県立大は同3日。後期日程は両大とも同12日、県立大の中期日程が同8日、合格発表は同20日に行われる。

 新型コロナの影響で受験できなかった人が対象の追試験は両大とも同22日に予定されている。

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