花巻

台北線5月再開へ 3年2カ月ぶり国際定期便 花巻空港

 県は21日、いわて花巻空港発着の国際定期便で2020年から運休が続いている台北線(台湾桃園空港)について、5月10日の運航再開見込みと発表した。国際定期便の再開は約3年2カ月ぶり。運航するタイガーエア台湾の日本総代理店から21日までに連絡があった。

 花巻空港発着の国際定期便はコロナ禍で上海線(上海浦東空港)が20年2月8日から、台北線が同年3月4日からそれぞれ運休となっていた。

 台北線については、22年10月以降に日本、台湾双方の水際措置が大幅に緩和されたことを受け、花巻空港で受け入れ準備を進めてきた。タイガーエア台湾側も誘客効果が期待できると判断したことで、運航再開の見通しが立った。運航日は運休前と同じ毎週水、土曜日。夏ダイヤ(5月10日~10月28日)では花巻発が午後5時50分、台北発が午後0時15分。上海線の再開時期は未定。

 台北線の運航再開を受け、県交通政策室の山本章博空港振興課長は「県として安定的・持続的な運航に努めながらプロモーションを展開し、路線を広めていきたい」と話した。

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