一関・平泉

左右確認し手を挙げ横断 千厩・清心幼稚園交通安全教室【一関】

道路横断の方法を確認するカトリック清心幼稚園の園児ら

 東磐井地区交通安全協会(佐藤修蔵会長)による幼児向けの交通安全教室は21日、一関市千厩町のカトリック清心幼稚園(菅原裕子園長、園児36人)で開かれた。千厩署管内20の保育施設で実施してきた2022年度最後の教室で、交通指導員や警察官が園児に交通安全の心構えを伝えた。

 教室は管内の幼稚園や保育園などに出向き、年3回ずつ実施している。この日は三浦祐子交通指導員と同署の古里正博署長、同署地域課の渡部哲也係長が同園を訪問。年少と年長児の20人は、これまでの教室で学んだ歩行時の注意点や道路横断の方法、信号機の色の意味などを復習した。

 三浦交通指導員は腹話術の人形「とまる君」、着ぐるみ「ぶじカエルのケロキチ」との掛け合いを披露。代表の園児2人は手を上げて「右見て、左見て、また右見て」を確認する道路横断の方法を実践した。

 「一つしかない命を失ってはいけない。交通安全に終わりはなく、ずっと大事なお約束だよ」と三浦交通指導員。古里署長から年長児に修了証が手渡されたほか、園児は今年度で定年退職する古里署長に花束などを贈り「今までみんなを守ってくれてありがとうございます」と感謝した。

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