北上・西和賀

子ども食堂活動支援 施設へ冷凍庫など寄贈 ユニバース【北上】

贈られた冷凍庫など一式を前に目録を掲げる伊藤代表(前列左から3人目)ら、むらさきの子ども食堂のメンバー。前列右は立崎店長

 北東北で食品スーパーを展開するユニバース(本部青森県八戸市)は24日、北上市の「むらさきの子ども食堂」に冷凍庫などを寄贈した。
 
 同社は「ユニバース愛のチャリティー募金」として1984年から毎年、福祉施設や支援活動をしている団体に必要な物品などを贈っている。
 
 2022年も10~12月に顧客や従業員から善意を募り、今月からは同社からの寄付金も合わせて570万円分が集まった。これを北東北3県の同社各店、拠点のある自治体の計52施設に配分する。
 
 むらさきの子ども食堂への贈呈式は同市村崎野の天照御祖神社(伊勢神社)で行われ、22年9月にオープンした北上花園店の立崎亘店長が「食育や地産地消につながる場だけに、多くの温かい気持ちをぜひ使っていただきたい。微力ながら今後も地域に貢献していきたい」と冷凍庫、ミキサー、ホットプレート、掃除機の目録を同食堂の伊藤琢巳代表に手渡した。
 
 伊藤代表は「大切に使わせていただく。活動は昨年9月に始まったばかりで、今後も食事を通じた交流の場、居場所づくりをしていきたい」と感謝した。
 
 同社は花巻市のNPO法人花巻あけぼの会の「ハッピー作業所」、奥州市のNPO法人あすかの「すまいる」にも同様の趣旨で寄贈した。
 
 今後、北上市の株式会社希望が運営する「ふれあいハウス花」にも贈る。

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