一関・平泉

オペラの魅力堪能を 「ロミオとジュリエット」上演 一関地方出身声楽家ら 来月4日・文化センター

オペラ「ロミオとジュリエット」をPRする(左から)高橋さん、清水さん、曽部さん

 一関地方出身の声楽家によるオペラ演奏団体・オペライーハトーブは、3月4日にオペラ「ロミオとジュリエット」を一関市大手町の一関文化センターで上演する。アリアやデュエットなど13曲を披露する予定で来場を呼び掛けている。

 オペライーハトーブは、一関にオペラ文化を普及させようと2021年から地元で公演している。第4弾となる今回の作品は、シェークスピアの戯曲を原作としてフランスの作曲家シャルル・グノーが作曲した全5幕のオペラ。同市の音楽文化の発展・振興を目指して活動している「フィオーレ・フォンテコンサート実行委員会」が主催する。

 出演するのは、ソプラノの清水智子さん(平泉町出身)、テノールの曽部遼平さん(一関市出身)、ピアノの高橋健介さん(埼玉県出身)、ナレーションの村上彩人さん(同市出身)。歌は全てフランス語で日本語の字幕と解説が付く。

 清水さんは「ロミオとジュリエットの出会いから死までの心情の移り変わりが聞きどころ」とアピールする。曽部さんは「物語をただ読むよりも音楽が付くことによって感情が揺さぶられる。その体験を地元の方々と共有できればいい」と語る。

 チケットは全席自由で一般3000円(当日500円増)、高校生以下500円。同センター、さとう屋楽器店、菓子工房吉野屋で販売中。実行委の公式LINE、または公式ウェブページから予約すると500円引き(一般のみ)となる。

 チケット予約や問い合わせは実行委=070(8507)4582=へ。

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