花巻

被災者支援に役立てて 花巻北中生が募金活動 トルコ大地震

県ユニセフ協会花巻友の会にトルコ・シリア大地震の支援募金を贈った花巻北中の生徒たち

 花巻市立花巻北中学校(佐藤敦士校長、生徒312人)は27日、トルコ・シリア大地震の被災者の支援に役立ててもらおうと、県ユニセフ協会花巻友の会に9万4969円を寄付した。

 同校では生徒会執行部とボランティア委員会が協力し、14~16日の日程で校内で募金活動を実施。さらに18、20日には3学年が独自で募金活動を実施し、生徒延べ200人以上から善意を募った。

 寄贈式は同市天下田の同校で行われ、生徒12人と教職員らが出席した。代表生徒が同友の会の櫻田正巳副会長(79)に寄付金を手渡した。

 同校は2022年にロシアの侵攻を受けているウクライナへの緊急募金も取り組んだ。櫻田副会長は「花巻北中のボランティア意識の高さと行動力は素晴らしい。大人たちも見習わないといけない」と生徒たちの姿勢を高く評価していた。

 ボランティア委員会委員長の伊藤晏理さん(2年)は「現地の子供たちや苦しんでいる人たちを助けたかった。多くの生徒に協力してもらいうれしい。生徒会執行部と話し合いながら、今後も続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

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