北上・西和賀

ソフトボール、魅力体感 和賀西小1、2年生対象に教室【北上】

ソフトボール教室で競技を楽しむ和賀西小児童

 小学校低学年を対象とするソフトボール教室(県ソフトボール協会普及委員会主催)は1日、北上市和賀町横川目の市立和賀西小学校で開かれ、1、2年生13人が競技の魅力に触れた。

 走る・投げる・打つなどの運動を通じた体力向上やソフトボールの普及などを狙いに2022年度から始まり、3校目で最終回となる同日は普及委員の齊藤政昭さん(70)、髙橋和弘さん(70)が指導に訪れた。

 児童はスポンジボールを投げて「ナイスボール」「ナイスキャッチ」と声を掛け合ったほか、転がしたボールをスポンジバットで打って歓声を上げた。ティー打撃と守備に分かれ、得点を競い合うミニゲームも行われ、チームメイトの応援を受けながらボールをよく狙ってフルスイングしたり、一目散にゴロを追い掛けたりと熱中していた。

 教室の最後には、同協会からスポンジボールとバットのセットが寄贈された。

 髙橋煌君(2年)は「バットで打ったり全部が楽しかった。最初にいい当たりが出た」とにっこり。齊藤さんは「プレーをしているうちに、どう動いたらいいかと頭を使って楽しんでいた。ソフトボールを通じて考える力を身に付けてもらいたい」と願っていた。

 同委員会では、来年度以降も小学校や幼稚園などの要望に応じて教室を開催していく考え。 

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