一関・平泉

東日本大震災から12年 祈りのともしび準備 11日に浄土のあかり・毛越寺 ろうそく集め再利用【平泉】

「3・11平泉浄土のあかりin毛越寺」開催を前に同寺本堂で行われたデモンストレーション。ろうそくに巻かれた折り紙にメッセージが記されている

 NPO法人みんなでつくる平泉(小野寺郁夫理事長)は、東日本大震災が発生した11日に平泉町の毛越寺で「3・11平泉浄土のあかりin毛越寺」を開く。7回目を迎える今年は夢灯(あか)りや行灯(あんどん)のほか、新たに「お寺のローソクリユース3・11」と銘打ち、来場者がメッセージを書いた折り紙をろうそくに巻き付けて点灯し、震災物故者や紛争、災害で命を落とした人たちの霊を弔う。

 2日に同寺で行われたデモンストレーションでは、本堂正面に開催当日と同様に準備したろうそくを設置して点灯。ろうそくは同寺と中尊寺で使用後、短くなったため使われなくなった極太の100号サイズのものを集めて再利用する。

 当日は町内の書道教室受講生らが「復興」「世界平和」などの文字を記した折り紙を巻き付けた100本を用意するほか、来場者にメッセージを書いてもらう100本を別途準備。参加希望者は午後1時30分から毛越寺山門前で受け付け後、会場で折り紙にメッセージを書き、2時からろうそくに順次点灯する。

 終了は震災発生時刻に合わせた本堂の法要後となる3時20分を予定。参加者は開催時間中、町営毛越寺駐車場を無料で利用できる。

 同法人副理事長兼事務局長の北嶺澄照さんは「震災から12年を迎える今年は、仏教での十三回忌に当たる。全世界の人々が忘れることのないよう、復興や平和のともしびを皆さんと続けていきたい」、同寺の千葉秀覚執事長は「震災はもとより、世界各地で起きている災害、戦争、飢餓で命を落とされた多くの方々へ祈りをささげる」と、開催への思いをそれぞれ語った。

 参加に関する問い合わせは北嶺さん=090(9035)1423=へ。

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