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大谷が合流、調整開始 「ベストなパフォーマンスを」 侍ジャパン

野球日本代表に合流し、ランニングする大谷=3日、バンテリンドームナゴヤ

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平選手(28)=エンゼルス、花巻東高出=が3日、バンテリンドームナゴヤでチームに合流した。グラウンドで軽めのダッシュ、球場内の打撃練習場ではバットを振って調整し、「ベストなパフォーマンスを試合に持ってこられるように準備したい」と抱負を語った。

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 米国から1日夜に帰国していた大谷は3日にチャーター機で東京から名古屋入り。米大リーグ所属の選手は6日まで試合に出場できないが、できるだけ時差調整の期間を取るため、2月28日に米国でオープン戦に登板した後、すぐに移動してきた。「無事に健康な状態で合流できたのが一番」。ここから練習の強度を上げながら調整する。

 起用法についてはエンゼルスとも擦り合わせた栗山英樹監督が決めるが、投打の二刀流での活躍が期待される。本人も「それが僕のプレースタイルではあるので、そのつもりでやる」と話した。

 侍ジャパンは宮崎での合宿を経て一体感が高まっている。大谷が知らない選手も多く、「顔と名前をしっかり覚える。試合の中でコミュニケーションを取りながら、もっともっといいチームになるように頑張りたい」。練習中には、まずは旧知の松井裕樹投手(楽天)とじゃれ合うなど溶け込んでいた。【時事】

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